パワーサプライ買わなくても、電源アダプター1個をハブで分岐させるんじゃだめなの?
っと思ったことはありませんか?
上記は著者が高校生時代に抱いた疑問です。
今回はその疑問に答える形で、パワーサプライ(電源供給アダプター)の必要性について、自分の経験談を交えながらシェアしていきたいと思います。
最初に結論を言ってしまうと…
まずは結論ですが、必要です。買った方が良いです。
百歩譲って、消費電力が少ない歪みエフェクターであれば、一つの電源アダプターを分岐させても問題ないかもしれません。
しかし、原則としてハブケーブルを使用した電源ケーブルを使用した電源供給はおすすめしません。
これからその理由について解説していきます。
理由①電源供給が安定しないから。
大前提となりますが、各電源アダプターには供給できる電気量に限りがあります。
見た目的にはエフェクターに電源供給ができるように見えても、実は繋いでいるエフェクターの必要合計量の電気を供給できない可能性があります。
特に空間系エフェクターは消費電力が大きいです。
また、電源ハブケーブル自体の質が悪かったりすると電気が著しく減衰する恐れもあります。
理由②ノイズが増える原因になるから
エフェクターには、アナログタイプとデジタルタイプがあります。
変圧等の影響により、両者を一緒に繋ぐとギターからの出音にノイズが乗る原因となります。
仮に全てアナログエフェクターで統一している場合でも、エフェクターの構造もメーカーや製品によって様々ですから結果的に電源によるノイズが発生する場合もあります。
ノイズを生んでいる原因を分かりやすくするためにも、電源は個別に取った方が良いです。
理由③買ってもそこまで高くないから。
著者が高校生くらいの頃だと、1番安いパワーサプライといっても2万円くらいしました。
しかもごつくて場所取るものが大きかったです。
しかし現在は選択肢が広がり、安いものだと6000円くらいで購入できるものもあります。
これらの製品にはパワーサプライから各エフェクターへ繋ぐための電源ケーブルが同梱されている場合も多いため、手間暇も考えると、現在パワーサプライのコストパフォーマンスは非常に高いと思います。
まとめ
パワーサプライは買った方が良いです。
電源供給の安定性が高く、ノイズの発生原因も抑えることができます。
近年はコストパフォーマンスの高い、安価で性能十分な製品が多数発売されています。
ちなみに著者はVITAL AUDIO様から発売されている下記のパワーサプライを愛用しています。
フルアイソレートされておりノイズレス、かつケーブルまで付いてくるので別途買い揃える必要がありません。9Vと18Vの変圧もできる子です。
ぜひ購入を検討してみてください。